エディーHC 退任理由は「日本の熱意不足」英紙に刺激的見出し

[ 2015年9月23日 05:30 ]

<日本代表・練習>厳しい表情でスタジアムを見渡すジョーンズ・ヘッドコーチ

ラグビーW杯イングランド大会1次リーグB組 日本―スコットランド

(9月23日 グロスター)
 英紙インディペンデントは22日付で、16年から世界最高峰リーグ「スーパーラグビー(SR)」のストーマーズ監督就任が正式決定した日本代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC=55)に関し「日本の熱意不足が退任理由」との刺激的な見出しで報じた。

 ジョーンズHCが同紙の単独取材に応じ「スーパーラグビーのために身を粉にして働いたが、何もうまくいっていない。日本ラグビーには多くの問題があり、正しい方向に進むとは思えない。(このままの体制で)今のポジションを保てる自信がない」と打ち明けた。

 来年からSRに新規参戦する日本チームのディレクターを務めていたものの、チーム編成が大幅に遅れるなど苦慮。日本ラグビー協会の対応も遅れたことで不信感を募らせたとされる。当初は19年W杯日本大会へ向けて代表とSRチーム両方の指揮を執る可能性があったが、代表HCの退任を決断し、SRチームのディレクター職も辞した。
 ジョーンズHCは22日のスコットランド戦前日会見で「(中3日の)言い訳はしない。全身全霊で戦うだけだ」と語った。

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