永瀬 男子81キロ級で初の世界一、日本男子今大会2個目

[ 2015年8月27日 21:39 ]

男子81キロ級で優勝、表彰式で金メダルを手にする永瀬貴規

 柔道の世界選手権第4日は27日、カザフスタンのアスタナで男女各1階級が行われ、男子81キロ級で昨年5位の永瀬貴規(21=筑波大)が初優勝を飾った。決勝ではピエトリ(フランス)に一本勝ちした。

 現行の階級制度となってからは00年シドニー五輪で瀧本誠が金メダルを獲得したが、世界選手権では唯一日本人が勝ったことのない鬼門を制し、日本男子2個目の金メダルを獲得した。

 永瀬は順調に勝ち進み、準決勝で昨年覇者のチリキシビリ(ジョージア)に優勢勝ち、決勝でも一本勝ちを収めた。今年の全日本学生優勝大会では、筑波大主将として国公立大初の男子団体優勝をもたらした。

 ▼永瀬貴規の話 成果が出て良かった。ここからが勝負。来年のリオ五輪で金メダルを取りたい。

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