日本 逆転でドミニカ共和国下す!3位で後半戦へ

[ 2015年8月27日 22:20 ]

フルセットでドミニカ共和国に勝利し、喜びを爆発させる日本

 リオデジャネイロ五輪出場権を懸けたバレーボールのワールドカップ(W杯)女子大会第5日は27日、東京・国立代々木競技場などで行われ、世界ランキング4位の日本は、同9位のドミニカ共和国と対戦し、フルセットの末25―18、20―25、30―32、25―15、15―13の逆転勝ちで3連勝。日本は4勝1敗として勝ち点を12に伸ばし、セット率で中国を上回り3位で後半戦へ向かうことになった。ドミニカ共和国は3勝2敗で勝ち点10。

 首位のロシアはキューバにストレート勝ちし、5連勝の勝ち点14。世界ランキング1位の米国はアルジェリアを下し4勝1敗の勝ち点13、中国はペルーを退け4勝1敗の勝ち点12、セルビアも韓国を下し勝ち点を11に伸ばした。

 前半5連戦の最終日。第1セットは4―5から大竹の好サーブなどで一気に7点を奪って主導権を握り、終盤も木村のサーブや古賀のブロックがいいところで決まって25―18で取った。第2セットは序盤からリベラの攻撃に押されリードを許す展開。古賀の2連続サービスエース、長岡のスパイクなどで追い上げたが、押し切られた。第3セットはお互いに譲らず。日本の粘りでジュースに持ち込んだが、最後はリベラの攻撃とサーブにやられ30―32で落とした。第4セットは序盤からリードを広げ、25―15で奪って最終セットに持ち込んだ。堅いディフェンスを崩せずに大苦戦を強いられたが、ブロックを高さで上回るドミニカ共和国の13を上回る14本決めて振り切った。

 日本は上位2チームが獲得できる16年リオデジャネイロ五輪切符を目指し、30日からは仙台でペルー、韓国、セルビアとの3連戦を迎える。

 ▽リオデジャネイロ五輪への道 出場枠は12で、開催国のブラジルは決定している。W杯上位2チームが出場権を獲得。アジア、アフリカ、欧州、南米、北中米の各大陸予選の優勝国、16年5月の世界最終予選(東京体育館)で4カ国が決まる。アジア大陸予選は世界最終予選と兼ねて開催される。

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