サニブラウン 世界デビューで強心臓発揮「横を向いて余裕はあった」

[ 2015年8月26日 08:05 ]

レースを終えガトリン(右)とともに引き揚げる
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世界陸上第4日 男子200メートル

(8月25日 中国・北京 国家体育場)
 男子200メートルで同種目の大会最年少出場(16歳172日)となったサニブラウン・ハキーム(東京・城西高2年)が予選4組の2位で準決勝に進出。100メートル&200メートルの今季世界ランク1位のジャスティン・ガトリン(33=米国)に次ぐ順位で、自己ベストに0秒01差の20秒35をマークした。

 大外の9レーンから飛び出すとガトリンに直線で抜かれたものの、前回モスクワ大会4位のアシュミード(ジャマイカ)を0秒05差で抑え2位。フィニッシュの瞬間に内側のレーンをパッと見たが、レース後にその動きについて聞かれると「横を向いて余裕はあったと思います」と言ってのけた。

 26日の準決勝は再びガトリンと同組。これを突破すれば05年にボルトが記録した18歳355日を抜き大会最年少決勝進出となる。ちなみに同種目の最年少金メダルは83年カルビン・スミスの22歳218日。同メダリストは09年アロンソ・エドワードの19歳255日。

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