日の丸3戦士全員突破 高瀬&藤光、準決勝はボルトと同組

[ 2015年8月26日 05:30 ]

4位もタイム順で準決勝進出を決めた高瀬(左から2人目)

世界陸上第4日 男子200メートル

(8月25日 中国・北京 国家体育場)
 <男子200メートル>高瀬はハイレベルな2組で奮闘した。タイムは4組2位のサニブラウンを0秒02上回る20秒33で4位だったが、タイム順のラスト3番目で準決勝進出を果たした。それでも「最後の最後で競り負けた。その辺の詰めの甘さが出ちゃったのかな」と力なく笑った。

 一方、絶好調の藤光は余裕の2位通過だ。「ラスト50メートルは着順を維持しようとした。詰められたように見えたかもしれないが余力を残して走った」。代名詞の金箔(きんぱく)を右腕に貼って20秒28を出した。2度目の出場で初の準決勝は高瀬、ボルトと同組。「もう一段階上げられる感覚がある」と自信の口ぶりだ。

 【男子】▽200メートル予選「1組」(2)藤光謙司(ゼンリン)20秒28=準決勝進出 「2組」(4)高瀬慧(富士通)20秒33=準決勝進出

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