日本快勝!大竹、攻守で存在感 ブロック3本&速攻光る

[ 2015年7月12日 05:30 ]

<日本・ドミニカ共和国>ストレート勝ちし喜ぶ日本メンバー

バレーボール女子 ワールドグランプリさいたま大会第2日

(7月11日 さいたま市記念総合体育館)
 世界ランキング4位の日本は同6位のドミニカ共和国に3―0で快勝し、通算3勝2敗の勝ち点10とした。ミドルブロッカーの大竹里歩(21=デンソー)が速攻やブロックで効果的に得点し、勝利に導いた。12日は昨年の世界選手権で2位の中国と対戦する。

 大竹が存在感を示した。第1セットの序盤に1枚ブロックを決め、日本に流れを引き寄せた。今大会は1試合でのブロック目標が定められており、ミドルブロッカーは3本。チームトップの3本を決めて、役割を果たした。それでも「ブロックの得点もあったけど、(チームの)マイナスになるブロックもあった」と向上心は尽きない。攻撃でも速攻やブロード攻撃でアクセントをつけ「攻撃が強みなので、もっと打数を増やせれば」と力を込めた。

 年下の選手の“お姉さん”的存在だ。21歳は「私も先輩方に伸び伸びとやらせてもらったので、気を使わない環境になるようにしている」と16歳の宮部や19歳の古賀らにバレー以外の話をしてリラックスできるよう気を配る。父は92年バルセロナ五輪代表の秀之さん(47)。親子での五輪出場へ、不動のミドルブロッカーを目指す。

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2015年7月12日のニュース