みなみグッタリ8強 2試合37ホール「いい内容ではなかった」

[ 2015年6月26日 05:30 ]

1番でアプローチショットを放つ勝

日本女子アマチュア選手権第3日

(6月25日 北海道北広島市 札幌ゴルフ倶楽部輪厚コース=6401ヤード、パー72)
 マッチプレー(18ホール)による決勝トーナメント1、2回戦が行われ、勝みなみ(16=鹿児島高2年)は1回戦が19ホール目、2回戦は1アップと苦しみながら8強入り。昨年優勝の蛭田みな美(17=福島・学法石川高3年)、予選ラウンドをトップ通過した稲見萌寧(もね、15=日本ウェルネス高1年)も準々決勝へ進んだ。

 2試合で合計37ホールの長い戦いを終えた勝は「なんか勝ったなっていう感じ。本当に何しているんだろと思いながら回っていた。いい内容ではなかった」と疲労感をにじませた。

 1回戦は19ホール目で相手のミスに救われた。2回戦は序盤で3アップとしながら逆襲され、15番で1ダウン。ただ、最終盤に勝負強さを発揮した。16番パー3で1・5メートルにつける好ショットで並び、18番のパーで再逆転した。この日から母・久美さんがキャディーを務めた。「精神面で大きかった。気楽に、気楽に、と言ってくれた」と感謝した。前夜は北海道のウニを堪能した。「おいしかった。きのうは豪華すぎたので、きょうはコンビニで抑え気味にします」と無邪気な笑顔を見せた。2年連続の8強入り。昨年敗れた準々決勝に向け「とりあえず勝てたので、あした一からやりたい」と気合を入れ直した。

続きを表示

2015年6月26日のニュース