瀬戸が誕生日Ｖ、萩野にメドレー連勝で「いいスタート」

男子２００メートル個人メドレーで優勝し、表彰式で歓声に応える瀬戸。手前は３位の萩野

競泳　ジャパンオープン最終日

（5月24日 東京辰巳国際水泳場）
　瀬戸は中盤まで萩野と互角の勝負を繰り広げたが、３種目の平泳ぎで引き離し勝利を引き寄せた。前日の４００メートル個人メドレーに続きライバルに２連勝。誕生日を自ら祝った瀬戸は「いい２１歳のスタートが切れた」と笑顔を見せた。それでも「本当の勝負は夏の世界選手権。感覚を研ぎ澄ませばガンッと上がってくる」と世界選手権２連覇を見据えた。風邪をひき体調不良だった萩野はラスト５０メートルで失速。３位となり「最後のフリー（自由形）まで粘れなかった」と悔しさをにじませていた。