松山19位「感覚としては奇跡」 遼は予選落ち「全部うまくいかない」

[ 2015年5月16日 09:20 ]

第2ラウンド、通算2オーバーでホールアウトした石川遼。予選落ちとなった

 米男子ゴルフツアーのウェルズ・ファーゴ選手権は15日(日本時間同日夜)に米ノースカロライナ州のクウェイルホロー・クラブ(7562ヤード、パー72)で第2ラウンドが行われ、45位から出た石川遼(23=CASIO)は、3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの75とスコアを落とし、通算2オーバーの94位タイで予選通過できなかった。13位から出た松山英樹(23=LEXUS)は3バーディー、2ボギーの71で回り、通算4アンダーの140で19位となった。

 インスタートの石川は前半1バーディー、1ボギーのイーブンで折り返したが、後半のアウトでは2番からバーディーとボギーを繰り返す出入りの激しいゴルフとなり、7番でダブルボギーを叩いて伸ばせなかった。前週のプレーヤーズ選手権では8位に健闘したが好調は2週続かなかった。

 同じくインスタートの松山は前半1バーディーで折り返し、後半は1、2番で連続ボギーを叩いたが、5、8番でバーディーを奪った。ウェブ・シンプソンとロバート・ストレブ(ともに米国)が通算10アンダーで首位に立っている。

 ▼松山英樹の話 ショットは全部駄目。特にアイアンが駄目だったけど、その中でよく1アンダーで回れた。自分の感覚としては奇跡に近い。

 ▼石川遼の話 やることなすこと全部がうまくいかなかった。スイングが悪く、アイアンの距離感も合わせられずチャンスもつくれなかった。(OBにした)7番のティーショットが悔やまれる。

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