ホークスが東地区決勝進出!ウィザーズ同点弾は幻に…

[ 2015年5月16日 14:22 ]

東地区決勝進出を決め、喜ぶホークスのティーグ(AP)

 NBAは15日にプレーオフ地区準決勝の2試合を行い、東地区では1位ホークスが敵地ワシントンDCで5位ウィザーズを94―91(前半45―39)で下して4勝2敗。NBAが70年シーズンにディビジョン制からカンファンレンス(地区)制に移行して以来、チームとしては初となる東地区決勝を果たした。

 試合は大苦戦。第3Q終盤で一時15点をリードしたものの、第4Q残り3分49秒、この日29得点を挙げたウィザーズのブラドリー・ビール(21)にシュートを決められて87―88。しかし残り1分を切って、ジェフ・ティーグ(26)のアシストからディマーリ・キャロル(28)が連続してシュートを決めて粘るウィザーズを振り切った。

 ウィザーズは3点を追って迎えた残り6・4秒からのプレーで、ポール・ピアース(37)が左のコーナーから3点シュートを成功。しかしビデオ判定の結果、ボールが手を離れる前にタイムアップとなっていることが確認され「幻の同点弾」となった。ピアースは第3戦では3点シュートによる逆転のブザービーターを成功。しかしこの日はボールをリングの中にねじこみながらも、100分の1秒単位の“遅れ”でヒーローにはなれなかった。キャロルはプレーオフ自己最多の25得点。3点シュートを7本すべて外して2得点に終わったシューター、カイル・コーバー(34)の穴を見事に埋めた。

 西地区ではリーグ全体首位でもあるウォリアーズが敵地メンフィスで5位グリズリーズを108―95(前半58―49)で退けて4勝2敗。今季MVPのステフェン・カリー(27)が32得点を稼ぎ、チームとしては39年ぶりとなる地区決勝に駒を進めた。グリズリーズは守備のスペシャリスト、トニー・アレン(33)が太腿の肉離れを押して先発したが、わずか5分でリタイア。ウォリアーズの3点シュートの成功率はこの日、46・9%にまで上昇した。

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2015年5月16日のニュース