ホークス、地元でネッツ破り地区準決進出に王手

[ 2015年4月30日 15:05 ]

26得点を挙げたグリズリーズのM・ガソル(AP)

 NBAのプレーオフは29日に1回戦の2試合を行い、東地区1位のホークスは地元アトランタで8位ネッツを107―97(前半53―44)で下して3勝2敗。ディマーリ・キャロル(28)の24得点を筆頭に先発5人が全員2ケタ得点を挙げ、地区準決勝進出に王手をかけた。ネッツは第1Qで16―33とされながじりじり反撃。第4Q残り2分19秒、今季年俸2318万ドル(約27億6000万円)のジョー・ジョンソン(33)の3点シュートで2点差まで詰め寄ったが善戦もここまでだった。27日の第4戦で35得点を挙げたデロン・ウィリアムス(30)は5得点。このシリーズの第6戦は1日にブルックリンで行われる。

 西地区では5位グリズリーズが地元メンフィスで4位トレイルブレイザーズを99―93(前半46―39)で退けて4勝1敗。チームの3点シュートは14本中1本しか成功しなかったが、マーク・ガソル(30)が26得点14リバウンドを稼いでチームを引っ張った。グリズリーズは西地区準決勝でリーグ全体1位のウォリアーズと対戦。ただし左目の下を骨折して手術を受けた主戦ガードのマイク・コンリー(27)は2試合連続で欠場。今プレーオフでの復帰は微妙で、戦力的には苦しい状況となった。

 トレイルブレイザーズはノースウエストでディビジョン優勝を飾ったが敗退。00年シーズン以来、ポストシーズン進出は8回目となったが、このうち7回が1回戦での敗退となった。

 なおすでに東地区準決勝進出を決めているキャバリアーズのケビン・ラブ(26)はこの日、セルティクスとの1回戦の第4戦で脱臼した左肩を手術。全治まで4~6カ月かかる見込みで、今プレーオフで復帰する可能性は完全に消滅した。

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2015年4月30日のニュース