観客の騒動にも負けず…伊藤美誠、台湾選手下し4回戦へ

[ 2015年4月30日 12:37 ]

女子シングルス3回戦を突破した伊藤美誠

 卓球の世界選手権個人戦第5日が30日、中国・蘇州で行われており、女子シングルス3回戦で伊藤美誠(14=スターツ)が観客の騒動に負けず、台湾の陳思羽に4―1で勝利した。

 試合が見づらいとして、一部の区域の観客が怒鳴り声を挙げ、騒然とした雰囲気に包まれていた。見やすいエリアに乱入する観衆もいて、混乱していた。

 伊藤も背後で聞こえる声に敏感になり「何で試合が始まっても騒いでいるんだろう」と、ボールを拾いに行く際にスタンドを見て、疑問に感じていた。騒ぎは1ゲーム途中で沈静化。伊藤は世界ランク37位の相手に30分で決着をつけ、初出場で4回戦へ進んだ。

 “みうみま”のパートナーである平野美宇(15=エリートアカデミー)は世界ランク1位の丁寧(中国)に0―4で完敗し、3回戦で姿を消した。

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2015年4月30日のニュース