北島、日本選手権に向け意気込み「自分に期待したい」

[ 2015年3月31日 15:20 ]

 競泳男子平泳ぎの32歳、北島康介(日本コカ・コーラ)が31日、東京都内で新事業発表の記者会見を行い、日本選手権(4月7~12日・東京辰巳国際水泳場)に向け「必死こいて、やれることはやってきた。自分に期待してレースに出たい」と笑顔で抱負を語った。

 夏の世界選手権(カザニ=ロシア)代表が懸かる今季は2月中旬から約1カ月、米フラッグスタッフで7年ぶりに高地合宿を敢行した。厳しい練習で右脚の付け根を痛めたというが「多少の痛み、不安は集中力で打ち消したい」と気合十分。日本選手権は100メートル平泳ぎのみにエントリーし、昨年出せなかった59秒台を目標に掲げた。

 この日はトレーニング機器販売やトレーナー向けセミナーを行う米国企業の日本法人設立を発表した。代表取締役兼ゼネラルマネジャーに就任した北島は「トレーナーの地位向上や情報交換、選手のパフォーマンス向上につなげたい」と語った。

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2015年3月31日のニュース