“震災の日生まれ”照強 地元で奮闘誓う「来年は関取に」

[ 2015年3月31日 05:30 ]

 大相撲の春巡業が兵庫県南あわじ市で行われ、“震災の日生まれ”の照強(20=伊勢ケ浜部屋)が奮闘を誓った。春場所は自己最高位の東幕下8枚目で3勝4敗と負け越し。それでも14年ぶりの巡業開催で地元ファンの注目を浴びた。

 関取のステータスの一つ“のぼり”が会場に4本も立てられ、尾車巡業部長(元大関・琴風)は「びっくりした。“江戸の大関より故郷の三段目”という言葉もあるけど」と半ばあきれ顔。取組で十両・希善竜に下手出し投げで快勝した照強は「来年(の春場所)は関取に昇進して帰ってきます」と誓っていた。

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2015年3月31日のニュース