貴乃花一門が審判部入り 新審判に元貴ノ浪ら浮上

[ 2015年1月17日 22:41 ]

 大相撲の勝負判定や取組編成、番付編成などを担う日本相撲協会審判部に、初めて貴乃花一門から親方が登用されることが17日、関係者の話で分かった。29日の理事会で正式に決まる。新しい審判委員には音羽山親方(元大関貴ノ浪)ら2人が浮上している。

 土俵下に座る審判委員は5人一組。これまで五つの一門から親方1人ずつを基本に構成されてきた。3月の春場所から六つの一門で5人のメンバーを組む。

 相撲協会理事で昨年4月から執行部入りし、総合企画部長などの要職に就く貴乃花親方(元横綱)が2010年の協会理事選挙に出馬した際、主な支持派が二所ノ関一門を離脱して貴乃花グループを形成。昨春に貴乃花一門への名称変更が認められた。同一門には貴乃花、阿武松、大嶽、立浪の4部屋が所属する。

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2015年1月17日のニュース