バスケ日本協会 見通しつき次第理事全員辞意表明へ

[ 2014年12月3日 18:21 ]

理事会終了後、会見に応じる丸尾充会長代行(右)と星芳樹専務理事

 国際バスケットボール連盟(FIBA)から日本代表の国際試合出場を無期限で禁止する厳しい処分を受けた日本協会は3日、東京都内で臨時理事会を開き、諸問題の解決に見通しがついた段階で、理事全員が辞意を表明することを決めた。

 日本協会は男子のナショナルリーグ(NBL)とTKbjリーグの統合協議が難航し、国内統括団体として機能していないと判断され、厳しい制裁を受けている。今後はFIBAが設立するタスクフォース(特別チーム)が今月中旬にも来日し、リーグ統合などへ向けた道筋を付ける見込み。理事会後に会見を行った丸尾会長代行は「いずれにしても誰がどうこうではなく、責任は理事全員にある。その意味で辞意を表明しようということになった」と説明した。

 ただ、辞任の時期については「辞めて投げ出すということではない。新しい道筋、整理するために職務はすべき」と濁した。

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2014年12月3日のニュース