男子は横田が逃げ切り初V 女子は蛭田が連覇も「全然ダメ」

[ 2014年11月15日 05:30 ]

男子初制覇の横田(右)と女子連覇の蛭田

平成26年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会最終日

(11月14日 福島県棚倉町 棚倉田舎倶楽部=男子7050ヤード、パー71、女子6087ヤード、パー72)
 男子は2位に5打差の首位から出た横田竜成(宮城・東北2年)が77で逃げ切り、通算5オーバーの147で初優勝を果たした。女子も初日首位の蛭田みな美(福島・学法石川2年)が76とまとめ、通算5オーバー、149で連覇を飾った。男子の上位9人、女子はシードの蛭田を含む上位7人が来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)への出場を決めた。

 男子は、昨年は2打差で優勝を逃した横田がうれしい初優勝だ。「全国上位を狙う中で東北予選は勝って当たり前だが、それでも優勝できてうれしい」。1Wもパットも悪く、スコアが伸びなかった。だが、初日で2位に5打差をつけていたことで、焦ることはなかった。「気持ちに余裕があったので、割り切ることができた」と振り返った。今年3月の全国大会では40位と低迷。「来年は最後なので3位以上の入賞を目指して頑張りたい」と誓った。

 女子は、日本女子アマ女王の蛭田が連覇を達成した。だが「全然ダメだった」と苦笑い。初日より難しくなったピンポジションに苦戦した。グリーン上で精彩を欠き、初日同様、後半2つのロングホールではいずれも3パット。「きのうと同じところで叩いてしまい、反省を生かせなかった。難しくなったとはいえ、それに対応できなかった」と反省しきりだった。「風への対処をもっとしなければ。来年は最上級生なので、瀬田(全国大会)も優勝を目指します」と語った。

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2014年11月15日のニュース