王者ジョコビッチ、錦織を警戒「簡単な試合にはならない」

[ 2014年11月15日 00:45 ]

3戦全勝でA組1位通過を決め、準決勝で錦織との対戦が決まったジョコビッチ(AP)

 男子テニスの今季最終戦、ATPツアー・ファイナル第6日は14日、ロンドンのO2アリーナでシングルス1次リーグA組最終戦2試合が行われ、世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(セルビア)は同7位のトマーシュ・ベルディハ(チェコ)に6―2、6―2で快勝し、3戦全勝でA組1位で準決勝進出。年間の世界ランキングで1位となることも確定させた。

 15日に行われる準決勝では世界ランキング5位でB組2位の錦織圭(24=日清食品)と対戦。ジョコビッチは「直前のマスターズ・パリ大会でも対戦したが、才能にあふれる選手で今季躍進している。ベースラインから正確で鋭いショットを打ってくる。簡単な試合にはならない」と、錦織を警戒した。

 錦織は13日に行われたB組の最終戦でダビド・フェレール(スペイン)に4―6、6―4、6―1で逆転勝ちし、2勝1敗の2位通過で4強入りした。マスターズ・パリ大会では準決勝でジョコビッチと対戦し、2―6、3―6のストレートで敗れている。

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