さくらジャパン アジア大会Vで「リオ切符」1号つかむ!

[ 2014年9月16日 08:32 ]

リオデジャネイロ五輪内定第1号を狙う女子ホッケーの中川(中央)ら

 19日に開幕するアジア大会(韓国・仁川(インチョン)の日本選手団本隊が羽田空港発の航空機で出発した。男女のホッケーは同大会優勝で16年リオデジャネイロ五輪出場が決まり、ホッケー女子日本代表「さくらジャパン」に期待が懸かる。2位以下の場合は、来年6月以降のワールドリーグセミファイナルで上位に入る必要があり、まずは今大会で韓国などアジアの強豪を倒してリオ切符獲得第1号を目指す。

 アジア頂点を勝ち取り、五輪切符をつかむ。「さくらジャパン」の中川未由希主将(27=ソニー)は「新体制になってアジア大会金メダルを目標に掲げてやってきた。一番乗りで出場権を得れば注目してもらえると思うし、2年間を強化期間に充てられる。力を出し切れば結果はおのずとついてくる」と意気込んだ。

 予選は2組に分かれ、各組上位2チームが準決勝に駒を進め、優勝チームが五輪切符を獲得する。世界ランク10位の日本はB組で22日に香港(40位)、24日に地元・韓国(9位)、26日にカザフスタン(33位)と対戦。「まずは1位通過。目の前の相手に全力をぶつけたい」と中川。A組の中国(5位)、インド(13位)、韓国との上位争いが予想され「一戦一戦がリオデジャネイロにつながる。一つ一つのプレーに思いを込めて戦いたい」と力を込めた。

 20年東京五輪にもつなげる。「女子ホッケーはアテネから3大会連続で出場している。それを途絶えさせるわけにもいかないし、20年東京につながるリオにしないといけない」。3度の五輪出場経験を持つ中川がリオ切符第1号を取りに行く。

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2014年9月16日のニュース