高橋礼、松友組「金」目標に好発進

バドミントン世界選手権第３日

（8月27日 コペンハーゲン）
　ロンドン五輪出場を逃した悔しさをばねに成長した２４歳の高橋礼と２２歳の松友のエースペアが「金メダル」を目標に好発進した。１６強入りに「初戦で敗退した昨年の悔しさをぶつけた」と２人で声をそろえた。

　後衛の高橋礼が強打で揺さぶり、前衛の松友がネット際の攻防を制する展開が決まり、松友は「自分たちの形になれば世界でもやれる」と強調した。６月のヨネックス・オープン・ジャパンでスーパーシリーズ初制覇を果たし、勢いに乗っている。第３シードの貫禄を示し、高橋礼は「足をすくわれないように一つずつ階段を上がっていきたい」と口元を引き締めた。（共同）