男子は赤石、女子は石岡初優勝 東北小学生大会

[ 2014年8月9日 05:30 ]

東北小学生ゴルフでともに初優勝。全国大会の切符を手に入れた男子・赤石と女子・石岡

スポニチ主催第8回東北小学生ゴルフ大会

(8月8日 宮城県仙台市 泉国際ゴルフ倶楽部(5481ヤード、パー72)
 男子は今大会初出場の赤石拓斗(秋田・二ツ井6年)が2バーディー、5ボギー、1トリプルボギーの78をマークし、6オーバーで東北小学生の頂点に立った。女子は石岡明(青森・西海6年)が83で回り、11オーバーで大会初優勝を飾るとともに、初の全国切符を獲得した。男女とも上位3人が来年3月24日の全国大会(千葉・習志野CCキング・クイーンC)へ駒を進めた。

 <男子>7月の東北ジュニアを制した勢いそのままに、赤石が今年度の東北大会2冠を達成した。「ドライバーの調子がよかった」。平均230ヤードの飛距離を誇る1Wを武器に4番(415ヤード)では楽々2オンを果たすなどパー5で2バーディーを奪い、ただ一人70台を叩き出した。夏休み中は週4回のラウンドで実戦感覚を磨いてきた。ベストスコアは67。「自分の力が出せれば」と全国大会でも上位進出を目指す。

 <女子>昨年は2打差で全国大会出場を逃した石岡が悔しさをバネに初の東北小学生No・1の座を射止めた。「“諦めたらダメ”という言葉を思い出しながらプレーしました」。緊張から前半のインは42。後半に入っても序盤の2ホールで3オーバーを叩くなど不調は続いたが、そこから気持ちを切り替え、4ホール連続でパーセーブ。3番パー3(160ヤード)で2メートルのパーパットを沈めたのが大きかった。夏休みに入ってからは連日、早朝からコースで実戦練習。全国大会ではトップ10入りを目指す。

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2014年8月9日のニュース