国立競技場工事の入札、不調に 解体遅れる可能性も

[ 2014年6月11日 11:42 ]

 2020年東京五輪・パラリンピックの主会場として改築される東京・国立競技場の解体工事の一般競争入札が、予定価格を上回ったため不調に終わっていたことが11日、分かった。国立競技場を運営する日本スポーツ振興センター(JSC)が9日付で公表した。7月に開始予定だった取り壊し作業が遅れる可能性が高まった。

 東日本大震災の復興工事などで工事費は高騰の傾向にあり、JSC関係者は「7月のできるだけ早い時期に再入札を図る見通し。条件を若干緩和してより広い事業者を対象にすることも考える」と話した。

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2014年6月11日のニュース