東京五輪の会場計画を見直し!?舛添知事、コスト高騰で

[ 2014年6月11日 05:30 ]

 東京都の舛添要一知事は10日、都議会定例会の所信表明で、2020年東京五輪・パラリンピックの会場計画全体を見直す考えを明らかにした。大会後の競技場利用や建設コスト高騰が理由。開催計画をまとめた立候補ファイルを見直すことになる。組織委員会の森喜朗会長とも合意している。

 開催都市決定後の会場変更は、12年ロンドン五輪で経費削減のために新体操とバドミントンの会場を別のエリアに移すなど、過去にも例がある。

 舛添知事は見直しの理由について「施設整備が大会後の東京にどのようなレガシー(遺産)を残せるのか、都民の生活にどのような影響を与えるのか、見定めていく必要がある」と述べた。

 ▼JOC竹田恒和会長(招致の際に)約束したことを100%実現できるのがベストだが、状況も変化するし、改善していかなければいけないこともあることは理解できる。ただし、IF(国際競技連盟)と約束した計画だけに、そう簡単には変えられないと思う。

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2014年6月11日のニュース