残り4分13点差から…サンダー 終盤の逆転劇で決勝進出王手

[ 2014年5月15日 05:30 ]

クリッパーズを下して喜ぶサンダーのデュラント(35)ら

 NBAは13日、プレーオフの地区準決勝2試合を行い、西地区ではサンダーがクリッパーズを105―104で下して3勝2敗。残り4分で13点差、さらに残り49秒で7点差を追うという絶望的な状況から奇跡的な勝利を収めた。ク軍のドック・リバース監督(52)はアウト・オブ・バウンズをめぐる残り11秒での判定に「審判が我々のボールを奪った」と激怒。試合後は声を荒らげて抗議する一幕もあった。ウィザーズは敵地インディアナポリスでペイサーズを退けて2勝3敗。ポーランド出身のセンター、マーチン・ゴータット(30)が31得点16リバウンドを稼いでゴール下を制圧した。

 残り49秒で97―104だったがサンダーはここから猛反撃。ク軍ポールのミスを誘い、相手ボールかと思われた場面では審判が「ビデオでチェックしたが確認ができない」として“マイボール”を宣言してくれた。そして残り6秒、ウエストブルックの放った3点シュートは外れたものの、審判はポールの反則をコール。この判定も微妙だったが、第4戦(11日)の土壇場で3点シュートを外して敗れているウエストブルックは「今度は深呼吸して冷静にシュートしたよ」と、3本のフリースローを全て決めて試合をひっくり返した。

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2014年5月15日のニュース