鈴木明子さん 引退届提出を報告 プロとして「表現者に」

[ 2014年4月4日 13:28 ]

引退セレモニーを終え、花束を手に笑顔の安藤美姫(左)と鈴木明子

 2大会連続で冬季五輪に出場したフィギュアスケート女子の鈴木明子さん(29=邦和スポーツランド)が4日、自身の公式ブログを更新、日本スケート連盟に引退届を提出したことを報告し、現在の心境などをつづった。

 「卒業」のエントリーで「世界選手権を終え3/30に日本スケート連盟に引退届を提出しました」と報告。「日本での世界選手権で現役生活を終えれることは競技者として最高に幸せでした」と振り返り「(内容は少し悔しさも残るけど…)今はとてもほっとしています」と胸中を明かした。

 選手としては引退するものの、プロスケーターとして滑ることは続けるため「様々なかたちで自分がスケートを通して経験してきたことを伝えていく表現者になっていきたいと思います」と決意を表明。ファンへの感謝の言葉を並べ、最後は努力家の鈴木らしく「これからも精進してまいります」と結んでいる。

 鈴木は前日3日には名古屋市で安藤美姫さん(26)、織田信成さん(27)とともに引退セレモニーに臨んだ。

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