松山、東北福祉大卒業「うれしい気持ちと、早かったなという気持ち」

[ 2014年3月20日 16:53 ]

 男子ゴルフの松山英樹選手が20日、仙台市の東北福祉大で卒業式に出席し、羽織はかま姿で学長賞の賞状を受け取るなど緊張した面持ちで学生生活に別れを告げた。「うれしい気持ちと、4年間が早かったなという気持ちがある」と話した。

 昨年は4月にプロ転向すると日本ツアーで4勝を挙げて賞金王に輝いた。式典で流された映像には入学式であいさつする松山の姿もあり「細かったんだなと思った」と、自らの成長を実感した様子だった。今後はゴルフ部のコーチとして東北福祉大に関わるという。

 次戦はメジャー第1戦のマスターズ・トーナメント(4月10日開幕・米ジョージア州オーガスタ)。プロとなって臨む2年ぶりの大舞台に向け「初めて出場したときは震災の直後で、仙台の人に支えられて出た。昨年出場できなかった悔しさもある。その思いをぶつけて上位を目指したい」と意気込んだ。

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2014年3月20日のニュース