日馬白星で口なめらか 稀勢には「負けても悔しくない」

[ 2014年3月20日 05:30 ]

日馬富士がはたき込みで稀勢の里を下す

大相撲春場所11日目

(3月19日 ボディメーカーコロシアム)
 日馬富士は5連敗中だった稀勢の里を破って無敗を守った。「僕の立ち合い」と頭から当たって突き起こして張り手を連発し、最後は冷静にはたき込んだ。

 稽古を重ねた相手だけに「意外とあいつに負けても悔しくないんだ」と冗談を飛ばす一幕も。取組後には右肘を痛そうにしたが「電気が走っただけ」と湿布を貼って処置した。法大大学院の政策創造研究科に合格。現役横綱として初めて大学院に合格した29歳は4月から経済学などを学ぶことが決まった中で「土俵に上がることが幸せ」と明るかった。

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2014年3月20日のニュース