松山“米仕様”新アイアン シャフト伸ばし飛距離伸ばす

[ 2014年2月27日 05:30 ]

 米男子ゴルフのホンダ・クラシックは27日に米フロリダ州パームビーチガーデンズのPGAナショナル(7140ヤード、パー70)で開幕する。初出場の松山英樹(22=LEXUS)は25日、先にアウトコースを回った石川遼(22=CASIO)とインコースで合流。9ホールの練習ラウンドを行いコースを入念に確認した。

 前週は西部で試合を行い、今週は東海岸が会場。「(時差ボケで)2時間半しか寝ていないので眠い」と目をこすりながらも、目標のツアー初優勝へ準備は整えた。2週前のノーザントラスト・オープンで1Wとアイアンを一新した。今季から米ツアーを主戦とする中で痛感したのは外国人選手とのアイアンでの飛距離の差。それを埋めるために以前よりシャフトを長くした。

 ダンロップ関係者によれば、「アイアンのシャフトを以前より長めにしたので、それに感覚を合わせるため」に今週はAWのシャフトも長めに変更する予定だ。シャフトが長くなっても操作に違和感はないようで、松山は「調子は悪くない」と手応えは上々。“米仕様”のセッティングでまずはスタートダッシュを狙う。

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2014年2月27日のニュース