小平 注目の低い滑りに磨き 五輪会場でスピード練習

[ 2014年2月1日 19:13 ]

 スピードスケート女子短距離のエース、小平奈緒(相沢病院)が1日、ソチ冬季五輪会場のアドレル・アリーナで、外国選手も注目する低いフォームでダッシュを織り交ぜながら練習した。「氷をしっかりとらえられていて、安定感がある」と調子を上げてきた。11日に500メートル、13日に1000メートルに出場する。

 好記録が出にくい低地のリンクで空気抵抗を少しでも減らすため、地をはうような滑りを磨いている。男子1000メートルで五輪3連覇を狙うシャニー・デービス(米国)から「(体の)ポジションがまた変わったね」と指摘されたそうで、小平は「低くして体をうまく使えるのは私しかいない」と自負する。リンクとの相性も「伝えた力にしっかり応えてくれる、仲良くしていけそうな氷」と悪くなさそう。

 男子500メートルの加藤条治、長島圭一郎(ともに日本電産サンキョー)は軽い練習で切り上げた。(共同)

続きを表示

2014年2月1日のニュース