錦織 「全豪」前哨戦初V 世界7位にストレート快勝

[ 2014年1月12日 05:30 ]

クーヨン・クラシックで優勝し、トロフィーを掲げる錦織圭

 テニスの4大大会第1戦、全豪オープン(13日開幕)の前哨戦にあたる男子シングルスのエキシビション大会、クーヨン・クラシック決勝が11日、メルボルンで行われ、世界ランキング17位の錦織圭(24)は世界7位のトマーシュ・ベルディハ(28)をストレートで下して初優勝した。

 9日の準決勝でベルディハに4―6、1―6で完敗。しかし、決勝進出を決めていたガスケ(フランス)が所用で棄権したため、再び出番が回ってきた。今季から新たにコーチに加わった元世界2位のマイケル・チャン氏が見守る中、最後はバックハンドのクロスを鮮やかに決めて雪辱を果たし「サーブもリターンも2日前より格段によくなった。トップ10の選手に勝てたことは自信になる」と笑顔を見せた。

 今大会は87年まで全豪が行われていたクーヨン・クラブで行われる伝統あるエキシビション。チャン氏も95年から3連覇しており「レジェンドたちが勝ってきた歴史ある大会を勝ててうれしい」と喜んだ。12年以来の8強入りを狙う全豪へ向け「いい準備ができた」と弾みをつけた。

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2014年1月12日のニュース