野村 肩不調なら夏にも進退判断「決断する」

[ 2014年1月10日 22:30 ]

ミキハウスの新年会で、あいさつする柔道の野村忠宏

 柔道男子60キロ級で五輪3連覇を誇る野村忠宏(39)=ミキハウス=が10日、昨年11月に手術した右肩が思うように回復せず、照準を合わせている夏の全日本実業個人選手権に間に合わなかった場合、現役続行か引退かを「決断する」と述べた。

 大阪市内で開かれた所属先の新年会に出席。壇上では「右肩が戻ればもう一度挑戦したいが、自分を冷静に見つめ探っていきたい」と今後への明言を避けた。その後に報道陣の取材に対し、夏にも進退を判断する可能性があることを示した。

 昨年3月の国際大会で約1年半ぶりに実戦復帰して優勝したが、8月に痛めた右肩を全日本実業個人選手権で悪化させ、手術を受けた。現在はリハビリに専念している。

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2014年1月10日のニュース