関商工、逆境跳ね返し２年ぶり２回戦へ　井川監督「プラン通り」

全国高校ラグビー大会１回戦 関商工２７―５土佐塾

（12月27日 花園）
　関商工（岐阜）が土佐塾（高知を下し２年ぶりの２回戦進出を決めた。前半２分にＷＴＢ松田のトライで先制。４分に追いつかれたが、１４分にゴール前のラックからＣＴＢ桜井主将が左に持ち出し、左中間へ勝ち越しのトライを決めた。

　その後は平均体重で１０キロ以上重いＦＷがモール、スクラムで相手を押し込み、効果的に得点を重ねた。後半は攻め込まれる場面もあったが、堅いディフェンスで乗り切った。体調不良でレギュラーが２人スタメンを外れる逆境も跳ね返し、井川監督は「風が強かったので前半は風上を取って、できるだけ得点を取りたかった。ある程度プラン通りにいった」と振り返った。