上村　北米でのＷ杯へ出発「試合でレベル上げたい」

北米へ出発前に取材に応じるモーグル女子の上村愛子

　フリースタイルスキー、モーグルの日本チームが２６日、米国とカナダでのワールドカップ（Ｗ杯）出場のため、成田空港から出発し、開幕戦で３位に入った３４歳の上村愛子（北野建設）は「試合を通して少しでもレベルを上げていきたい」と落ち着いた表情で話した。

　５大会連続の代表入りを目指すソチ冬季五輪に向け、Ｗ杯での優勝も期待されている。本人は「勝てたらいいけど、そこまで調子を上げられているとは思っていない」と冷静に現状を分析した。

　女子で右膝靱帯を痛めている伊藤みき（北野建設）、村田愛里咲（行学学園教）、男子の遠藤尚（忍建設）は１２月末から来年１月中旬にかけて出発し、チームに合流する。