男子は拓大紅陵・櫛山、女子は堀越・石川が首位発進!

[ 2013年12月26日 05:30 ]

首位と2打差の6位タイにつけた水城・星野

スポニチ主催平成25年度関東高校ゴルフ選手権冬季大会第1日

(12月25日 静岡県御前崎市 静岡カントリー浜岡コース=男子6721ヤード、女子6111ヤード、パー72)
 男子は櫛山勝弘(千葉・拓大紅陵1年)が2アンダー、70で抜け出し、女子は石川彩(東京・堀越2年)が3アンダー、69の好スコアで全国シードの伊藤栞奈(千葉・千葉経大付2年)に2打差をつけて首位に立った。最終日は男女とも18ホールで争われ、シード選手を除く男子43人、女子19人が来年3月の全国高校選手権春季大会(滋賀・瀬田GC)に進出する。

 男子は夏の全国8位、秋の東関東で優勝の星野(水城)が「1カ月前に腰を痛めて調子が良くなかった」と言いながら72でまとめ、首位と2打差の6位と好スタートを切った。多くのプロも生んだ名門・水城は石井監督の辞任により2年後の廃部が決まり、現在の1年生が最後の部員となる。それだけに2年の星野は「来年の全国大会は個人、夏の団体を勝って先生に恩返しをしたい」との思いが強い。初日はロングパットに苦しんだが、ドライバーショットは飛んでおり「3、4アンダーを目標に頑張ります」と巻き返しを期した。

 <女子・伊藤、後半33で2差2位>2打差の2位につけた伊藤は14番、449ヤードのパー5で残り10ヤードのアプローチを直接入れてイーグルを奪うなど後半33と伸ばし「きのうの練習ラウンドもインが良かったんです」とニッコリ。今夏の全国大会では4人のプレーオフで涙をのみ「すごい緊張の中でいい経験ができました」と大きな自信となった。ドライバーの飛距離は平均220ヤードにとどまるが「距離のバラツキがないのでコースマネジメントが立てやすい」という。2打差を追う展開に「優勝はしたいけど、まずはアンダー」と最終日へ気を引き締めた。

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