ヨナ 初戦で200点超えV 美姫は今季自己ベストで2位

[ 2013年12月8日 01:23 ]

キム・ヨナのフリーの演技

 フィギュアスケートの国際大会、ゴールデンスピンは7日、ザグレブ(クロアチア)で女子のフリーが行われ、前日のショートプログラム(SP)で首位に立ったバンクーバー五輪女王のキム・ヨナ(23=韓国)、が21番、2位の安藤美姫(25=新横浜プリンスク)が19番で共に最終組で登場した。

 今季初戦で73・37点をマークし浅田真央(中京大)が出した今季世界最高の73・18点を上回ったキム・ヨナ。大勢の韓国人が観客席から見守る中、黒いコスチュームで滑走。タンゴ「アディオス・ノニーノ」で華麗な舞いを見せ、スタンディング・オベーションを浴びる。ジャンプで転倒もあったが、フリー131・12点で計204・49点で優勝。この日、GPファイナルでの浅田真央(中京大)の204・02点を0・47上回った。

 出産を経てソチ五輪を目指す元世界選手権女王の安藤は、11月のアイスチャレンジの時と同じ黒を基調としたシックな衣装。ストラビンスキーの「火の鳥」に乗り、演技した。復帰5戦目はフリー114・01点 計176・82点の今季自己ベストで2位に。五輪代表最終選考会の全日本選手権(21~23日、さいたまスーパーアリーナ)に向けた最後の実戦で、納得の笑顔を見せていた。

 3位には169.24点でで16歳のエリザベータ・トゥクタミシェワ(ロシア)が入った。

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