日本がフィギュア団体の出場枠獲得 ソチ五輪で初実施

[ 2013年12月5日 02:00 ]

記者会見を終え、フォトセッションでポーズをとる(左から)ジュニアの日野竜樹、田中刑事、シニアの浅田真央、町田樹、羽生結弦、織田信成

 来年2月のソチ冬季五輪で初めて実施されるフィギュアスケートの団体で、日本が出場枠を獲得したことが4日、分かった。国際スケート連盟(ISU)は昨季の世界選手権や今季のグランプリ(GP)シリーズの成績に応じたポイントのランキングで出場10カ国を決める。7位につける日本は5日からマリンメッセ福岡で開催されるGPファイナルを前に、10位以内を確定させた。

 昨季の世界選手権で日本勢トップだった女子3位の浅田真央選手(中京大)や男子4位の羽生結弦選手(ANA)がポイント獲得に貢献した。ISU関係者によると、出場国はファイナルの結果を受けて9日にも正式発表される。

 団体枠を獲得したことで、9月の五輪予選でペアの出場枠を逃した高橋成美、木原龍一組(木下ク)が団体要員として出場できる可能性も出てきた。

 団体は来年2月7日の五輪開会式を挟んで6、8、9日に行われ、男子、女子、ペア、アイスダンスで順位に応じて与えられる得点の合計を争う。カナダ、米国、ロシアなどの有力国も順当に出場を確定させた。

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2013年12月5日のニュース