小平 日本新も笑顔なし“悪夢”よぎり「無難に…」

[ 2013年11月17日 05:30 ]

女子500メートルで7位となった小平

スピードスケートW杯第2戦第1日

(11月15日 米ソルトレークシティー)
 女子500メートルで小平は自らの日本記録を塗り替えたが、笑顔はなかった。

 バックストレートでの伸びが持ち味で「かなりいいスピードで滑れた」と、300メートルまでは抜群の滑りだった。だが、そこから入った第2カーブの内レーンで思い切れず「無難に回ってしまった」と肩を落とした。昨季、カルガリーのW杯で転倒したのが、第2カーブで内側のレーンを回ったレース。「恐怖感はなくなった」と強調するが、対応しきれなかった。それでも「第2カーブの壁を越えられれば、全く違うタイムで滑れる」と日本人初の36秒台へ前を向いた。
 
 【女子】▽500メートル (1)李相花(韓国)36秒57=世界新(2)王北星(中国)36秒85(3)リチャードソン(米国)36秒97(7)小平奈緒(相沢病院)37秒29=日本新(11)住吉都(ローソン)37秒55(14)神谷衣理那(毎日元気)37秒66(16)辻麻希(開西病院)37秒70

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2013年11月17日のニュース