近大新監督の山本貴司氏 東京五輪でメダル獲得へ抱負

[ 2013年11月8日 18:44 ]

近大水泳部監督に就任し、記者会見する山本貴司氏。右はヘッドコーチに就任した中尾美樹氏

 近大水泳部の新監督に決まった2004年アテネ五輪競泳男子200メートルバタフライ銀メダリストの山本貴司氏(35)が8日、大阪市内で就任記者会見に臨み、2020年東京五輪に向け「選手を送り込み、さらにメダルをいくつ獲れるかというところを目指して指導したい」と抱負を述べた。

 コーチから昇格した近大職員の山本氏は現役時代、気迫を前面に出すスタイルで五輪に3大会連続出場した。母校で約50人の部員を率いる立場となり「自分に厳しく、あえてつらい道を選ぶ選手を育てたい」と意気込んだ。付属校との中高大一貫強化も図るという。

 新ヘッドコーチには00年シドニー五輪女子200メートル背泳ぎ3位の中尾美樹氏(35)が就任。「経験を伝えることで、世界を目指す選手が増えてくれれば」と話した。

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2013年11月8日のニュース