錦織“思い出の地”でストレート勝ち!2回戦進出

[ 2013年10月24日 06:00 ]

シングルス1回戦でリターンする錦織圭

 男子テニスのスイス室内は22日、スイス・バーゼルで行われ、シングルス1回戦で第6シードの錦織圭(日清食品)は世界ランキング175位のマルコ・チウディネリ(スイス)に6―2、6―4で勝ち、2回戦に進んだ。一昨年のこの大会で準優勝した錦織は序盤にミスが出たものの、要所のポイントを取って第1セットを奪取。第2セットは一時、競り合いを強いられたが、第9ゲームからの2ゲームを連取した。

 2年前にフェデラーと決勝を戦った思い出の地で、錦織が初戦をものにした。第2セットの4―4で迎えた第9ゲームで、15―40とブレークの危機を迎えた。波に乗った相手に攻め込まれた場面で第1サーブの確率を上げ、果敢にネットをとってボレーを決めると相次いでリターンミスを誘った。「何とか食い止められたのは大きい」と危機を脱してキープすると、次のゲームもものにした。「ストレートで終えられて満足」と笑みを浮かべた。膝や腰の状態について「100%ではない」と認めた上で「体との勝負なので一戦一戦、できるところまでやりたいと思う」と最大限の努力を誓った。

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2013年10月24日のニュース