三星 ベビーシッター育児支援制度活用でW杯転戦へ

[ 2013年10月24日 06:00 ]

ニュージーランド合宿から帰国した三星マナミ

 冬季五輪日本人初のママさんメダリストを目指すフリースタイルスキー・ハーフパイプ女子の三星マナミ(29=野沢温泉ク)が、ベビーシッター育児支援制度を活用してW杯を転戦する。

 23日に約3週間のニュージーランド合宿から帰国。来月からのW杯遠征には3歳の愛娘を同行させる予定で、ベビーシッターも日本から連れていくという。一選手にとっては経済的な負担が大きくなるが、国立スポーツ科学センターのマルチ・サポート事業にある“ベビーシッター補助金”を申請済みだ。渡航費や現地での滞在費、労働時間に対する謝金など、ベビーシッターに関する経費は全額補助。同制度は最近になって正式運用されたばかりだが、三星は「相当助かる。結婚、出産したい女性アスリートのためにももっと制度が浸透してほしい」と語った。

続きを表示

2013年10月24日のニュース