「伝統をつなげなかった」男子フリーはメダルゼロ

[ 2013年9月19日 07:32 ]

男子フリー74キロ級 4回戦で敗れ、目を閉じて引き揚げる高谷惣亮

レスリング世界選手権第3日

(9月18日 ブダペスト・スポーツアリーナ)
 男子フリースタイル74キロ級の高谷は初戦の2回戦、五輪66キロ級3位のタナタロフ(カザフスタン)と対戦した3回戦でテクニカルフォール勝ちと健闘したが、4回戦と敗者復活戦で敗れて7位だった。男子フリーの日本勢は2007年大会以来のメダルゼロに沈み「伝統をつなげなかった」と悔やんだ。

 激戦で口の中が切れ、顔も傷だらけだったが、強豪がそろう階級で意地は見せた。相手を動かしながら隙を見てタックルを決め「練習が間違ってなかったと証明された」と言い「自分は強くなっている。世界のタカタニと言われるようになりたい」と飛躍を誓った。(共同)

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2013年9月19日のニュース