北海道銀行“包囲網”成果で女王・中部電力撃破

[ 2013年9月18日 06:00 ]

カーリング女子・北海道銀行 日本代表に

 中部電力包囲網が敷かれていた。7月25日に北海道の女子カーリングの強化、育成を目的とした「北海道女子カーリングアカデミー」が開校。コーチには、07年にカナダ代表を世界ジュニア優勝に導いたジェームス・ダグラス・リンド氏が就任した。

 同アカデミーには小笠原ら北海道銀行のメンバーに加え、LS北見の本橋らも入校。チーム練習とは別に個人のスキルアップを主眼に置いたレッスンが行われている。リンド氏は「カナダの戦術をうまく日本のカーリングに組み合わせたい」と猛指導。環境面で通年型スタジアムが昨年オープンするなど、長野を拠点とする女王撃破の下地は整っていた。

 ▽北海道銀行フォルティウス 10年11月に小笠原、船山が復帰宣言し、吉田とともにチームをつくることを発表。11年4月に小野寺が加入し、チームが結成される。同年11月に岩手県出身の苫米地が加入。チーム名のフォルティウスは小笠原、船山が中学時代に結成したチームの名前で、ラテン語で「より強く」を意味する。12年日本選手権4位、13年日本選手権2位。

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2013年9月18日のニュース