吉田沙保里「調子上がってきた」 V14へ世界選手権出発

[ 2013年9月14日 11:40 ]

レスリングの世界選手権へ向け出発する前にポーズをとる(後列左から)伊調馨、土性沙羅、鈴木博恵、(前列左から)登坂絵莉、宮原優、吉田沙保里、伊藤彩香

 レスリングの世界選手権(16~22日・ブダペスト)に出場する女子55キロ級の吉田沙保里(ALSOK)らが14日、出発前の成田空港で取材に応じ、五輪3連覇と合わせた14大会連続の世界一に挑む吉田は「前のロンドン五輪と違い、調子も上がってきた」と手応えを口にした。

 2020年東京五輪招致と同五輪でのレスリングの実施競技存続に尽力した吉田は「三つの目標をかなえるため、あとは自分が優勝するだけ」と意気込んだ。

 8度目の優勝を狙う女子63キロ級の伊調馨(ALSOK)は「レスリングが存続し、すがすがしい気持ち。今まで以上に魅力を日本中、世界中の皆さんに伝えたい」と意欲をのぞかせた。

 日本レスリング協会の福田富昭会長は、日本が金メダル数国別3位を目指す20年東京五輪は「30個の金メダルが必要。レスリングで7、8個は稼がないといけない」と目標を掲げた。

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2013年9月14日のニュース