宮里美香「パットは今季ベスト」 65で単独首位スタート

[ 2013年9月14日 07:47 ]

第1ラウンド、14番でラインを読む宮里美香

 女子ゴルフのメジャー最終戦、エビアン選手権は13日、フランス南東部エビアンのエビアン・リゾートGC(パー71)で、雨で前日から順延された第1ラウンドを行い、宮里美香が7バーディー、1ボギーの65で単独首位に立った。

 パットが好調だった宮里美は前半2アンダーで折り返すと、後半4バーディーと一気に伸ばして会心のスタート。それでも「一つのボギーが悔しい」とどん欲に振り返った。

 上原彩子は5バーディー、3ボギーの69で10位、上田桃子は70で20位につけ、宮里藍は75で85位と出遅れた。

 スサン・ペテルセン(ノルウェー)ザンドラ・ガル(ドイツ)朴セリ(韓国)が1打差の2位に並んだ。今季メジャー3勝の朴仁妃(韓国)は74で71位。

 米女子ツアーは大会を54ホールに短縮すると発表した。12日には、最終日に36ホールを行うとしていたが、今後も悪天候が予想されるため。第2ラウンド後の70位までが15日の最終ラウンドへ進む。ツアーによると、女子のメジャーが54ホールとなるのは1996年の全米女子プロ選手権以来2度目。

 ▼宮里美香の話 パー5で1つのボギー以外、ちゃんと(バーディーを)取れたのが良かった。パットは絶対に今季ベスト。イメージしにくいホールもあるのに、しっかり打てた。

 ▼宮里藍の話 前半はチャンスも多かったのに、パットが入らなかったのが残念。18番のチップインは、最後に入ってくれたので2日目につながる。深く考えないで迷いなくやりたい。

 ▼上田桃子の話 アンダーパーが最初からの目標。いいスタートだったと思う。全身全霊を込める気持ちでやっていた。

 ▼上原彩子の話 いいラウンドだったと思う。バーディーでスタートできて、気持ちが前を向いていけた。難しいコースなので、ミスをしてもバタバタしないようにしたい。(共同)

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