高梨沙羅がGP今季初V 2位に20点差圧勝

[ 2013年9月14日 07:43 ]

今夏のGP初勝利を挙げ、表彰台で笑顔の高梨沙羅(中央)

 ノルディックスキーのグランプリ(GP)ジャンプ女子は13日、ロシアのニジニタギルで個人第3戦(HS100メートル、K点90メートル)が行われ、昨季のワールドカップ(W杯)総合女王で16歳の高梨沙羅(クラレ)が合計263・7点で優勝した。GPは今季初勝利で通算3勝目。

 高梨は1回目に96・5メートルを飛んで首位に立ち、2回目も最長不倒の98・5メートルをマーク、2位のコリーヌ・マテル(フランス)に20・3点差をつけて圧勝した。

 山田優梨菜(長野・白馬高)が14位で、小浅星子(ライズ)は15位。岩渕香里(松本大)は24位、茂野美咲(ライズ)は27位、葛西賀子(日本空調)は30位だった。

 ▼小浅星子の話 この結果は今までで一番いいが、悔しい。(最低でも12位以内が必要な)五輪選考基準を満たすことしか考えていない。

 ▼山田優梨菜の話 五輪選考基準の(最低条件となる)12位以内を目指していた。五輪が近づいてきて気持ちが高ぶっている。早く基準を満たしたい。(共同)

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2013年9月14日のニュース