講道館で世界選手権壮行式 浅見「もう一度初心に戻って闘う」

[ 2013年8月14日 20:51 ]

 柔道の世界選手権(26日~9月1日・リオデジャネイロ)の日本代表壮行式が14日、東京・講道館で開かれ、3連覇を目指す女子48キロ級の浅見八瑠奈(コマツ)が「もう一度初心に戻って闘ってきたい」と語るなど、男女計18選手が活躍を誓った。

 男子の井上康生監督は「自覚と誇りを胸に全力で闘っていく」と述べ、ロンドン五輪男子73キロ級銀メダルの中矢力(ALSOK)は「持っている力を出し切り、去年のリベンジをしたい」と意気込んだ。

 全日本柔道連盟の不祥事を念頭に置いた発言もあった。日本オリンピック委員会(JOC)の青木剛専務理事は「力を結集し一枚岩となって日本柔道界の姿を示してほしい」とあいさつし、南條充寿女子監督は「女子はいろんなことがあったが、その中でもご声援を頂いた。選手は感謝の気持ちを持って大暴れしてくれると思う」と奮起を促した。

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2013年8月14日のニュース