石川遼“最低条件”は5位以上「今の調子なら上位狙える」

[ 2013年8月14日 15:22 ]

ウィンダム選手権を前に、練習ラウンドをともにする石川遼(左)と松山英樹

 米男子ゴルフのウィンダム選手権は15日(日本時間15日夜)から行われる。出場する松山英樹と石川遼は13日、ノースカロライナ州グリーンズボロのセッジフィールドCC(パー70)で練習ラウンドをともにし、傾斜のきついグリーンの転がりなどを確認した。

 米ツアーは次のバークレイズ(22日開幕)から4戦が上位選手によるプレーオフで、今大会までのポイントと賞金のランキングで来季の出場資格がひとまず決まる。苦戦してきた石川は今週5位以上が資格確保の最低条件と厳しい立場。「今までも優勝を目指してきたので変わらない。今の調子なら上位に入ってもおかしくはない。初日に集中したい」と話した。

 一方、既に来季の資格を確実にしている松山は「この試合が終わらないと確定はしないし、予選を通過して上位を目指したい」と手綱を緩めずに戦う姿勢を示した。

 今週で来季資格を取れなかった選手は、入れ替え戦に位置付けられる下部ツアーの4戦に9月末まで出場し、その合計賞金額で上位に入る必要がある。背水の石川は「先週(全米プロ選手権で)いいプレーができた。入れ替え戦に出たら自分がどこまでできるか楽しみ、くらいのつもりでいる」と自然体を強調した。(共同)

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2013年8月14日のニュース