イシンバエワ 復活V!4メートル89で3大会ぶり金メダル

[ 2013年8月14日 03:10 ]

女子棒高跳びで4メートル89を跳んでガッツポーズするイシンバエワ

 陸上の世界選手権第4日は13日、モスクワで行われ、女子棒高跳びで世界記録保持者で31歳のエレーナ・イシンバエワ(ロシア)が4メートル89で金メダルを獲得した。イシンバエワは自身の持つ世界記録更新を目指し5メートル7に挑戦したが記録更新はならなかった。

 銀メダルには4メートル82でロンドン五輪金メダリストのジェニファー・サー(米国)が、銅メダルにはヤリスレイ・シルバ(キューバ)が輝いた。

 イシンバエワは2004年アテネ五輪、08年北京五輪で2連覇し、09年に現在の世界記録の5メートル06をマークした。昨夏のロンドン五輪では銅メダルに終わった。世界選手権は05年ヘルシンキ、07年の大阪大会に続き、3大会ぶり3度目の優勝。

 イシンバエワは、今大会を最後に引退すると7月に報じられたが予選後「引退するなんて言っていない。家族を持つために休養したいけど、次の世界選手権や五輪へ復帰できたらいい」と報道を否定している。

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