五輪でメダルを!上村、大技に再挑戦 モーグル合宿公開

[ 2013年6月24日 17:05 ]

大技のコークスクリューを練習する上村愛子

 フリースタイルスキーのモーグルで日本チームの主力選手が24日、福島県猪苗代町で17日に始まった合宿の最終日を報道陣に公開し、ソチ冬季五輪でメダル獲得に挑む女子の上村愛子(北野建設)らがウオータージャンプでエアの空中姿勢確認などを行った。

 33歳の上村は五輪シーズンに向け、軸をずらしながら回転する大技のコークスクリューに5年ぶりに挑戦しているという。バランスを崩すこともあり「まだまだ全然(駄目)です」と苦笑いしたが「チャレンジしながら練習する方がうまくなれる。世界一になるという気持ちでやっていきたい」と言葉に力を込めた。

 3月の世界選手権で銀メダル2個を獲得した25歳の伊藤みき(北野建設)は疲労がたまっていたため、休養した。前日までの練習ではエアの本数を多くこなしたという。「雪の上での動きとすり合わせができる手応えがある」と話した。

 男子で22歳の遠藤尚(忍建設)は高さのあるエアを次々と披露した。上村らと積極的に意見交換し、踏み切りなどに多くの課題を見つけたそうで「金メダルを取るためしっかり仕上げていきたい」と気合を入れた。

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2013年6月24日のニュース