松山“怪物チャージ”見せて7位 7試合連続のトップ10入り

[ 2013年6月24日 06:00 ]

猛チャージを見せたが7位タイに終わった松山

男子ゴルフツアー 日本ツアー選手権宍戸最終日

(6月23日 茨城県笠間市 宍戸ヒルズカントリークラブ西コース=7402ヤード、パー72)
 最終日の平均スコア68・67(米ツアー含む)を誇る松山がまた“怪物チャージ”を見せた。1番で5メートルを沈めてスイッチオン。前日苦しんだパットの嫌な感覚を消し去ると、4番まで4連続バーディーを奪った。一時は首位と3打差に接近。だが、13番の3パットのボギーで失速し、7打差逆転優勝はならなかった。

 「前半はいいスタートが切れたけど、後が続かないというのは、まだまだということ。メンタルを含めて練習をしたい」。21位から7位まで巻き返しても、自らを戒める言葉が続く。これで全米オープンを含めてプロデビューから7試合連続でトップ10入りだ。

 東北福祉大ゴルフ部の阿部監督は「半端なく体調が悪いのは事実。風邪でへんとうも腫れている」と万全に程遠い状態だったことを明かした。次のミズノオープン(27日開幕)については「8割は出ますが、体が壊れたら元も子もない」と欠場の可能性も示唆した。デビューからほぼ無休で、疲労が蓄積しているのは事実。怪物ルーキーも休息が必要なところに来ている。

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2013年6月24日のニュース